2018年5月5日にアメリカのカリフォルニアで開催されたモーターサイクルショーで発表されたCurtiss Motorcyclesの電動バイク「ZEUS」

「ZEUS」についての詳細はまだ分かりませんが、メーカーのCurtiss Motorcyclesは以前にもホットな車両を製作しています。

「WARHAWK」と名付けられたこのモデルは限定36台。お値段US$105,000(約1,200万円)とびっくりしますが、2.2リッターのVツインエンジンを搭載して最高速度250km/hオーバーとかなりとんがっていますので作りも含めた意味で理解のできるプライスでは。
ちなみに、、Curtissって日本語で読むと「カーチス」なのです。
これでピン!と来る人は飛行機マニアかヴィンテージバイクマニアか「紅の豚」マニアですね。
そう「カーチス」とは実在したスピードマニア、伝説の男「GLENN HAMMOND CURTISS」(1878年5月生ー1930年6月没)からきています。

カーチス氏は1901年に自身の自転車屋でモーターサイクルを製作。1903年にはアメリカで初となるVツインエンジンを開発。
1908年には写真のV8エンジンを積んだ車両で1930年まで破られることのない世界最速記録を樹立します。(時速136.36マイル=218.176km)。

その後カーチス氏は航空機に魅せられ航空機の世界でもそのパイオニア精神を発揮します。
新たにカーチスの名を引き継いだメーカーが出てきたわけですが、名前に負けない、eMotoのパイオニアになってもらいたいですね。
元記事
Curtiss Motorcycles