すでにニュースになっていますが、イタリアを代表するオートバイメーカーであり、また世界でも名の知れ渡った名門スポーツモーターサイクルメーカーであるDucatiのCEOが時代はすでに電動化していると名言。
そうは遠くない未来
以前までのニュースだとDucatiの電動モデルの登場は早くても2021年なるとの話でしたが、今回のニュースからだと市販モデルの登場は遠くないとの表現なので前倒しもあるかもしれません。
また電動モデルは従来のオートバイに加えてスクーターも開発中との話なのでハーレーのようなエントリーモデルを加えたラインアップを考えているのかもしれません。

写真のハイパーモタードはZero Motorcyclesのドライブトレインを移植されたもので、DucatiのCEOドメリカリ氏が乗っているところを目撃されているそうです。
ポルシェも電動がスポーツモデルの主力になると公言
メーカーも思っている以上に早く進んでいる電動化。ポルシェもすでに電動モデルの性能が内燃機よりも上回っていることを名言し、スポーツカーブランドとして最速のマシンを提供するには電動化が必須と公言。
さらに限定2万台で発売を予定している初の電動モデル “Taycan”の生産の倍増を発表。4万台の生産となるとポルシェの販売の中で主要なモデルとなるSUV2種に次ぐ3番目の販売数となり911シリーズすらを超える主力となります。

電動化は進むのみ
こうした世界での影響力の高いブランドが続けて電動化を名言し、かつ実際に生産に進んでいるのを知ると心踊ります。インフラやWell to Wheelなど超えるべき問題はありますが、こうした問題を超えてきたのが産業革命であり、また世界が変わる、新しい成長を進める力にもなります。
日本のメーカーもやろうと思えば。というか、すでに準備はしていると思います。あとはどのように発信していくかですね。それもまた楽しみです。