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MotoE™ 開幕戦おさらい!

初の開催にしては盛り上がりに欠ける(予選ではブラックフラッグ数件、決勝は赤旗終了)内容でしたが、周回が短いだけにスタートから白熱した戦いと、ガソリン車両との違いを見れるなど、見どころ満載でした。eMoto Online的開幕戦おさらいです。FIM Enel MotoE™ World Cup

ルールの浸透が第一課題

E-Pole方式の予選では規定のタイム内にピットアウト(ゲートを通過)しないといけないのですが、2〜3台のマシンがそれを知らず(忘れて?)ブラックフラッグで予選タイム計測なしとなってしまいました。

切れてしまっていますが、ゲートの右側の上段に黒でゼッケンが表示され、下段の赤いライトが緑に替わる5秒間の間にゲートを通過しないといけません。

また決勝レースではコースアウトしたマシンの安全確保のために赤旗で中断→終了となりました。マシンがかなり勢いよくコースバリアに突っ込んだのでバッテリーの破損の恐れがあり、火災もしくは爆発の可能性がありと判断したのでしょうか。

MotoEの車両には電気系統の安全を外に伝える安全ランプが車体の横に装備されているようで、転倒した際などに周囲に車両の状態を伝える用になっているようになっています。

energicamotor.comより

今回の赤旗はこれが危険を知らせる点灯(赤?)になっていたからかと思ったのですが、レース中のコメンテーターは「緑なのですが、、」みたいに伝えていました。これから検証などを行い発表されると思いますが、周回が少ないだけに車両の転倒のたびに赤旗→終了となるのはちょっと問題ありですね。ただ、事故が起きてからではより大きな問題になるので今回の対応はしょうがないとも思います。ガソリンと違い電気への対応となるので、MotoEの開催中には特別に事故処理チームが配置されます。電気のスペシャリストたちが都度判断をしているので私たちには分からない要因もあるでしょう。また万が一車両がコース上で火災を起こした場合は消化よりも先にトラックでコース外に押しやるそうです。これもまた電動だからなのですね。

車重がネック?

スタートから第1コーナー、更に2周目ぐらいまではオーバーランをするライダーが多くいました。タイヤが温まっていない、ブレーキも温まっていないからとはいえ目立った感じがしたのはやはり車重なのではと。MotoGPマシンの2倍弱の車重なのでブレーキンも早いだろうし、心なしか車両を倒し込むのも遅い感じがしました。フロントサスペンションのバネネートも170Nmまであるようで、MotoGP、Moto2マシンの80Nmと比べてもフロントへの荷重の大きさとモーメントの大きさが分かります。

”MotoEならでは” がある!

レース後のインタビューでは

2位のBradley Smith選手が

僕はバレンシアで行われた模擬レースに出場しなかったけど、その分遅れた感じがした。何かレースでしか分からない事があるみたいだよ。今回のレース中にそれをつかめたから今後は平気だと思う。

と、発言していました。レースを熟したSmith選手が何か分からなかったことがあると言っていたのでMotoEの車両なりの違った扱い方、レース展開があるのは確かです。

また優勝したNiki Tuuli選手は

今回は天候が読めずに柔らかめ(ソフト)なセッティングで決勝を走ったけど、柔らかすぎてブレーキングがうまくできなくて最初は周りのペースについていけなかった。さすがに遅れを取りたくなくてプッシュを始めたけどね。

と、発言。先に指摘した車重の関係もありそうな発言と、”遅れそうだったからプッシュを始めた”でトップをゆく強さは面白いというかすごいです。フィンランド出身ということでラリードライバー気質があるのかな?未知の状態での勢いがすごいのは北欧ライダー(ドライバー)の強さな気がしました。

おまけ

写真に映る白いケースが移動式充電器のようです。このシリーズの冠スポンサーであるイタリアの電力会社Enel社の提供する公式充電器です。

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