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台湾で電スクレースが開幕

電動化の進む台湾ではGogoro社の電動スクーターを使ったシリーズレースが開幕したようです。そしてそこで活躍するのは台湾で人気の日本人ライダー「藤永優選手」です。

JOSHO1 常勝&上昇

2012年より台湾に進出、スクーターパーツをメインにオリジナル高性能チューニングパーツを開発・販売するJOHO1 HYPER RACINGの代表 藤永 優選手は日本での最高峰スクーターレースで16度の日本一タイトルを持つ日本最速と言えるライダーです。

そして舞台を台湾に移してからもその活躍は続き、台湾でも常勝。その実力のみならず人柄も受け入れられ、台湾でもスター選手となっています。

EVS10.0 Gogoroスクーターシリーズ

藤永選手がすでに連勝を重ねる「EVS10.0シリーズ」は、Gogoro製の電動スクーターレースを使ったワンメイクレース。

詳しい情報が見つからないのですが、おそらく他の選手権との併催で行われているようです。

Gogoroと言えばヤマハとの協業が日本でも話題になっています。今後こうした気軽に参加できるレースが増えてくると販売台数も増えるし、シェアが増えることで製造コストも抑えられることができて、更にバッテリーステーションを増やせて、インフラへのアクセスの良い車両となり、また一層販売が伸びて、、、と好循環になるかもですね。

レースの動画が見つかりました。ちょうど追走の動画なのでライデイングがよく確認できます。電動だからこそ乗り方も走らせ方も変わるようです。

藤永選手から教えてもらいました!

ということで、幸運にも藤永選手から実際に車両の特性やレース展開などを教えてもらいました。

電気バイクの乗り方で難しいところと面白いところを書かせていただきます。まず難しいところは、私がレース車両で乗っていますGOGOROというバイクは、チェーン式スプロケット(ミッションバイクと同じ)なので、アクセルを開けるとダイレクトに加速します。しかもクラッチも付いていませんし。一般スクーターだったらCVTっていう機構で、若干遊びがあるっていうか逃げがあるため、電気バイクほどダイレクトでないので、タイヤへの負担も小さくコントロールし易いのですが、ここが最大に違います。しかもモーターなのでトルクもあります。

車両の重量もバッテリーが重たくて、レースバイクと比べると少し重たく感じます。サスペンションとハイグリップの効果で、エンジンバイク同様には攻め込むことはできますが、リヤタイヤの減りが早いため、レース中はタイヤマネージメントも考えて走っています。

面白いところは、何と言っても手軽ってところですね。交換部品がタイヤとサスペンションとホイールくらいで、心臓部に当たるモーターは改造不可だし、ECUもありませんから、バイクの差がほとんどありません。

エンジンが無いので、膝を擦ってる音などで、後方の気配を感じてレースできますし。今までのエンジンと使った競技とは少し見方が変わりました。

最後にバッテリーの残量でバイクのパワーが変わることでしょうか。満タン状態と少し減った状態だとアクセルの開け始めのトルク感が全く違います。

これはバッテリーのせいか、モーターが熱くなったからかはまだわかりませんが、できるだけバッテリーを減らさないようにブレーキでブレーキランプを光らせない(電気使わないように)走っています。

レギュレーションでブレーキランプは取り外し不可なので。

原文ママ

とのことなのですが、ブレーキランプを使うと電力落ちるからなるべく使わないでレースするって、やっぱりチャンピオンは違います。そしてバッテリーの重量はやはりネックのようです。でもそこはワンメイクの同じ条件なので大きな問題ではないかと。燃費バトルではありませんが、電力消費を抑えながらも最速で走る! ガソリンでは考えることのないことも考えながらのレース展開は新しい要素だし、それがエコにも繋がる感覚なので面白そうです。電費バトル耐久レースなんかあって、充電時間もしくはバッテリー交換がピットで行われてとか、楽しそう。

街中でも出来るじゃん!

そして、これがeMoto Onlineとしてずっと思っているのですが、EVレースの魅力、それは騒音がなく、排気ガスも出ないので町中でも周りに迷惑をかけないで思いっきり遊べるところではないでしょうか。

電動化のメリット、都市部でもレースが出来る!というのは、大きな大きな可能性だと思っています。仕事帰りにさらっとミニ電動バイクレースなんて出来たらいくらガソリン脳の人でも楽しいはずです!

協力・情報提供

JOSHO1 HYPER RACING

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