邦題「ユアン・マクレガー 大陸縦断 バイクの旅」の新作の撮影が始まったようです。

前作は2007年にイギリスの放送局BBCで放映されたバイク旅ドキュメンタリー。スコットランドから18カ国を通って南アフリカのケープタウンまで旅をするという番組。この番組のおかげでBMWのGSシリーズがヨーロッパで大人気になったと言っても過言ではありません。
次の度はアメリカスをLiveWireで!
南アメリカ最南端の街を出発し目指すはアメリカ合衆国ロスアンジェルス。距離13000kmを走破予定。そして今回の相棒となるマシンはなんとハーレーの電動バイクLiveWire!
悪路を走行できるようにストロークを伸ばしたサスペンションやホイールの大径化、大型のマッドガード、荷物を乗せるラックをつけたサブフレームなど今回の冒険に合わせて改造はしてあるようです。

バッテリーやモーターについては改造の記述がないのでおそらくノーマルですが、路面コンディションや気温などから一回の航続は200kmにも満たないと思うので時間は掛かりそうです。サポートカーには電動ピックアップのRivian R1Tが帯同するのでそちらからの電源供給も可能のようです(R1Tの航続距離は約600km)。ただ、急速充電の広まっていない南米大陸では充電で足止めになることが多くなるでしょう。

撮影はすでに始まっておりスタートから800km程は北上したようです。
電動バイクを使った本格的な旅が著名人とテレビによって紹介されるところまで来ています。早く番組が見たいですね!
MotorCycleNewsより
https://www.motorcyclenews.com/news/long-way-up-tv-/
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